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梅雨や夏の時期には気を付けたい食中毒対策を解説

梅雨に入り、じめじめとした気候が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
気温も湿度も上がるこの季節、気を付けなければいけないのが食中毒です。

暖かく湿気が多いこの時期は食中毒の原因となる細菌の繁殖が活発になるため、食中毒が発生しやすくなります。

近年は、ステイホームで家での食事やテイクアウトの機会も多くなっています。そんなときだからこそ、意外と知らない、食中毒の種類や対策についてまとめました。

食中毒のおもな症状とは?

  • 激しい腹痛
  • 下痢・嘔吐(吐き気)
  • 発熱 等

これらの症状が続くと脱水症状を引き起こし、重症化すると死亡することもあります。

特に小児や高齢者の場合は脱水が進んで深刻な状態が進行する場合があります。上記のような症状がみられたら、早めに医療機関を受診しましょう。

食中毒の種類

細菌性食中毒

【増殖】糖などの栄養と⽔があり、適切な環境のもとでは、⽣きた細胞がなくても⾃分⾃⾝で増殖できます。感染型/毒素型/⽣体内毒素型で発症までの時間が異なります。

【治療法】⼀般的にはペニシリンなどの抗⽣物質が有効です

ウイルス性食中毒

【増殖】ウイルスは単独では⽣きられません。ウイルス⾃らは増殖する能⼒がないのです。そのため、⽣きた細胞に感染、宿主にしてその中で増殖します。

【治療法】抗⽣物質は効きません。ワクチンを打って予防するか、時間をかけて体外に排出されるのを待つ(対症療法)のが⼀般的です。

知っておこう「食中毒3原則」

POINT1.付けない

付けない
細菌はいたるところに⽣息しています。⼝に⼊る⾷べ物に【付けない】ためにはどうすればよいでしょうか。

まず1つ⽬が「洗う」ということ。⼿にはさまざまな雑菌が付着しているため、調理を始める前や調理の途中でほかの物に触れた時・⾷卓につく前には必ず⼿洗いをしましょう。

2つ⽬のポイントは「分ける」です。⽣の⾁や⿂などを切ったまな板などの器具から加熱せずにたべる野菜などへ菌が付着しないようにそれぞれ別々の器具を使うようにしましょう。

POINT2.増やさない

細菌は⽔、温度、栄養の条件が揃うと繁殖してしまいます。傷みやすい⾷材は常温で放置せず、必ず冷蔵庫などで低温保存しましょう。細菌の多くは10°C以下では増殖が緩徐となり、マイナス15°C以下では増殖が停⽌します。⾁や⿂などの⽣鮮⾷品やお総菜などは、購⼊後できるだけ早く冷蔵庫に⼊れましょう。

POINT3.やっつける

どんなに気を付けていても、細菌はゼロにすることはできません。

特に⽣⾁などには細菌がついていることが多いです。⽣⾁を扱った調理器具はきちんと洗浄し、お⾁はできるだけ加熱処理を⾏いましょう。お⾁の中⼼部を75°Cで1分以上加熱することが⽬安です。

ふきんやまな板、包丁などの調理器具にも、細菌やウイルスが付着します。特に⾁や⿂、卵などを使った後の調理器具は、洗剤でよく洗ってから、熱湯をかけて殺菌しましょう。台所⽤殺菌剤・漂⽩剤の使⽤も効果的です。

「食中毒かな?」と思ったら・・・

①⽔分補給による脱⽔予防

⽔分補給による脱⽔予防

下痢や嘔吐が激しい場合には⽔ではなく経⼝補⽔液で⽔分補給しましょう。

②無理な⾷事を控える

消化器官の負担となり、消化ができず、下痢や嘔吐をさらに悪化させてしまいます。

③安静にする

体を安静にするための基本となるのが睡眠です。睡眠は免疫⼒を⾼める効果があります。 

二次感染にご注意を!

⾷中毒で⼀番恐るべきは⼆次感染と集団感染です。これらを防ぐ⽅法をまとめました。

  • ⾷中毒の発症者を周辺から隔離する(出勤させない)
  • 看病をする際は必ずマスクとゴム⼿袋を着⽤し、汚物などを素⼿で触れないようする
  • 看病に使⽤した布類や汚物で汚れてしまった⾐類は次亜塩素酸(ハイター等)で消毒する
  • ⾷器類は包丁、まな板などの調理器具は加熱殺菌をする

いかがでしたか?

⾃宅で⾷べる機会が多くなったことに加えて、テイクアウトや宅配も増えています。
「付けない」「増やさない」「やっつける」の3原則の対策を参考に、⾷中毒にならないよう気を付けましょう。

監修者情報

株式会社メディカルコンチェルト
産業医と企業を結ぶマッチングサービスを事業として展開。従業員をサポートする「オンライン産業医面談」や経営者をサポートする「嘱託産業医」など、多方面から“企業全体の健康”に寄り添うサービスを提供。
公式サイト:https://medical-concerto.com/
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