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健康経営事例 
栄運輸株式会社様
篠原社長(右)、寺田様(左)
健康経営だけでなく、関連する分野の取り組みも進めて、会社を総合的に良くしていくのがお勧めです

栄運輸株式会社
・篠原利行社長
・健康経営担当 寺田一幸様

#群馬県伊勢崎市
#貨物運送業
#https://sakae-unyu.co.jp/
群馬県伊勢崎市にある栄運輸株式会社様は、関東エリアを中心に多種多様な貨物を日々運送しています。
年々業績を伸ばすだけでなく、NPO法人を通して子どもたちへの支援や環境保護活動にも積極的に取り組む同社。

群馬県内の運送業のなかではいち早く健康経営をスタートさせ、「健康経営優良法人」だけでなく、「安全衛生優良企業」や「グリーン経営」などの認証制度も多数取得しています。

健康経営や、関連する分野の認証取得に興味がある方はぜひご覧ください。

健康経営の取り組みを始めたきっかけを教えてください

(篠原社長)
私たちのような運送業ではドライバーの健康状態が、貨物を安全にお届けできるか否かに直結します。
そのため最初は安全確保の観点から健康経営に関心を持ちました。

それに、従業員の健康を増進すれば生産性も向上し、業績アップにもつながる点も、取り組みを始めた理由のひとつです。

健康経営をスタートしたとき、周囲にも健康経営に取り組んでいる会社は他にありましたか?

最初は「安全衛生優良企業」の認定を目指し、それから健康経営に取り組みはじめた

最初は「安全衛生優良企業」の認定を目指して、それから健康経営に取り組みはじめた
(篠原社長)
いや、当時はほとんどなかったですね。厚生労働省の「安全衛生優良企業」の認定を受けるための取り組みに着手してそれに成功してから、健康経営に取り組みました。

そのため弊社は健康経営だけを推進していたわけではなくて、安全衛生などの関連する分野で従業員の健康確保に取り組んでいくなかで、自然と健康経営も目指すようになったというほうが近いです。

従業員の健康や安全を推進する施策については、同じ運送業の他の会社さんよりも、かなり早くから取り組んでいましたね。

ニュースなどで健康経営という言葉が飛び交うまえからいろいろな施策を実行していましたので、世間に浸透するよりもかなり先行して着手していた自負があります。
その結果、安全衛生優良企業の認定もその当時には取得できました。

運送業という業種柄、労働局を敬遠する会社さんが多いなか、労働局に自分から足繁く通って安全衛生優良企業の認定を目指した会社なんて、ウチぐらいじゃないでしょうか(笑)。
健康経営優良法人だけでなく、多数の認証を獲得
健康経営優良法人だけでなく、多数の認証を獲得
社内には数多くの表彰楯も並んでいる
社内には数多くの表彰楯も並んでいる

貴社の健康経営の取り組みを具体的に教えてください

社内の自販機を低糖質・低カロリーの飲料へ変更 体重減に成功した従業員も

(寺田様)
最初にやったのが、自販機から糖分が多い飲料をなくしたことです。
コーヒーをブラックにしたり、微糖にしたりと商品の入れ替えをしたんですね。

そうすることで従業員のみなさんもそれまで甘い飲料を買っていたのを、微糖にしたりゼロカロリーにしたりと改善が見られました。

こんな感じの、ちょっとしたきっかけからでも生活習慣は変わるんですね。

これらの小さな活動の積み重ねで体重が減っていった従業員や、メタボリックシンドロームを解消した従業員が多く出てくるようになりました。

社内にトレーニングルームや卓球台を設置して運動を促進

社内にトレーニングルームや卓球台を設置して運動を促進
(寺田様)
栄運輸では社内にトレーニングルームと卓球台を設置しており、従業員が気軽に運動できる環境を整えています。

野球部もありますので、休日(月に1回程度) は野球グラウンドを貸し切って練習や試合に励んでいます。

ドライバーはどうしても運転席に座っている時間が日々長くなりますから、それによる健康への弊害を解消するためにも、運動促進には力を入れていますね。

健康診断の集計結果などで効果を実感 トラック協会・協会けんぽとの連携も奏功

健康診断の集計結果などで効果を実感 トラック協会・協会けんぽとの連携も奏功
(寺田様)
私たちも最初は健康経営を進めるなかで「こんなささいなことで効果があるのかな?」と疑問に思っていたんですが、数年経って健康診断の集計結果などを見てみると、取り組みが役に立っていたことを目に見えて実感できました。

弊社は健康経営にかなり早くから取り組んでいたのですが、トラック協会さんや協会けんぽさんから健康経営や安全衛生についての情報提供をいただき、連携しながら進めていったのが早期に実行できた理由のひとつですね。

これから日本では高齢化も進みますので、できるだけ従業員のみなさんには健康に長く働いていただきたいと願っています。

健康経営を進めるなかで、従業員のみなさんにはどんな変化がありましたか?

(篠原社長)
栄運輸では健康診断の受診率が100%で、胃カメラ検査も会社が費用を負担して実施しています。これによってガンの早期発見につながった従業員もいます。

それに、健康診断の結果、二次検査が求められた従業員にはかならず受診するように促しています。

また、健康診断の結果が良く、生活習慣病に改善が見られた従業員を表彰する制度もあります。

その結果、メタボリックシンドロームや生活習慣病のリスクがある特定保健指導対象者が少なくなりましたね。確実に効果があったと思います。
健康保持増進計画や健康づくり計画を綿密に作成し、社内に掲示
健康保持増進計画や健康づくり計画を綿密に作成し、社内に掲示

健康経営の実施後、社外ではどんな変化がありましたか?

(篠原社長)
取引先様から話題にしていただくことが増えましたね。

「健康経営ってどんな風にやるんですか?」と質問を受けてお話しする機会も多いですし、弊社の取り組みの内容をお話ししたところお褒めの言葉をいただくこともあります。

健康経営優良法人認定後は、健康経営優良法人の認定サイトを見た会社さんからお問い合わせいただき、そこから関係性が始まる場合もありました。

健康経営を進めるなかで出てきた課題があれば教えてください

(寺田様)
健康への意識の高さについては社員間でどうしても温度差がありますので、あまり健康について関心がない人にどうアプローチするかが今後の課題ですね。

特に若い新入社員だと、自分の健康にあまり意識が向かないのも仕方ないことなのかもとは思います。

そのためトレーニングルームや卓球台など社内の環境を整備して、自然と運動してもらうように心がけています。

ストレス発散にもなりますし、従業員が自由に遊んで健康になれるのが一番いいことだと思いますね。

今後の健康経営の取り組みについて計画や想いなどがあれば教えてください

(寺田様)
新型コロナウイルスの感染が社会で続いているなか、大人数でなにかをすることは難しいので、新しく何かを始めるよりは現在の施策を継続・発展させていくことが重要だと考えています。

ただし、同じことを継続しているとマンネリ感が出てきますので、そこを今後どう解消するかが課題ですね。

これから健康経営を取り組む企業様へアドバイスがあれば教えてください

健康経営だけでなく、関連する分野の取り組みも進めて、会社を総合的に良くしていくのがお勧め

健康経営だけでなく、関連する分野の取り組みも進めて、会社を総合的に良くしていくのがお勧め
(篠原社長)
それぞれ会社さんによって状況も違うでしょうし、健康経営の施策が当初思い描いていたとおりにいかないことも出てくるかと思います。
ただ、そこにめげずに継続することが大事ですね。

あとは、協会けんぽさんが健康経営について相談・アドバイスをしてくれますので、まずはそちらにお問い合わせするのがよいかと思います。

また、健康経営や健康経営優良法人の認定だけを目指すのではなく、関連する分野の取り組みや認定も同時に進めるのがお勧めです。

たとえば安全衛生優良企業やグリーン経営、各自治体で実施されているワーク・ライフ・バランスや働き方改革の認証制度などは、健康経営と内容が重なる部分も多いのでいいと思います。

最近だとSDGsなどにも注目が集まっていますね。

健康経営だけでなく、これらの取り組みも同時に推進して、総合的に会社・職場環境を向上させていくとよいでしょうね。


栄運輸株式会社
栄運輸株式会社

所在地:  〒372-0011 群馬県伊勢崎市三和町2529番地
事業内容:貨物運送業

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