夏は楽しいイベントやアウトドア活動が増える一方で、熱中症や夏風邪などの健康トラブルが増える季節でもあります。
暑さや湿度の影響で体温調節が難しくなり、身体への負担も増すのです。
そこで今回は夏の健康トラブルについて、予防法や対策を詳しく解説していきます。
熱中症への対策
熱中症は、高温多湿な環境で過ごすことによって体温調節機能が乱れ、体内の水分や塩分、ミネラルなどが不足すると発症します。夏の暑い日には適切な水分補給が重要です。
夏の適切な水分補給について詳しく知りたい方は、下記参考ページをご覧ください。
参考ページ:暑い夏の適切な水分補給方法を徹底解説!
こまめな水分補給で脱水を予防
とくに屋外で活動するときは、常に水筒を持ち歩くのが大切です。
ただし、糖類が多く入っているジュースや利尿作用の強いビール・コーヒーなどは逆に脱水症状を起こしたり、糖尿病のリスクが上がったりする可能性もあるので、飲み過ぎには注意が必要です。
活動時間を考えた対策
外出時は日陰を利用し、暑い時間帯はできるだけ屋外の活動を控えるようにしましょう。
また、日中に外出する際は涼しい素材の服装を選び、日傘や帽子を被って直射日光を避けるようにすると効果的です。
エアコンを使用する
暑さ対策として、エアコンを使用するのも大切です。
電気代などがもったいないと感じてしまうかもしれませんが、我慢しすぎると熱中症になってしまいます。
暑い時には無理をせず早めにエアコンを使用しましょう。
夏風邪の予防
夏は感染症のリスクも高まります。感染予防のためには、人ごみや密閉空間への長時間の滞在を避けるように心がけましょう。
とくに交通機関や繁華街などでは、人が密集しているエリアを避けるのが重要です。
また外出後や帰宅後には手洗い・うがいを行いましょう。
感染症予防の徹底
手指消毒などを徹底し、ウイルスや細菌の感染リスクを軽減しましょう。
また、マスクの着用も感染予防に役立ちますが、この時期のマスク着用は熱中症にも注意が必要です。息苦しい時は無理せず外すようにしましょう。
感染症のワクチン接種
インフルエンザなどのワクチン接種は夏でも推奨されています。
予防接種を受けることで、夏風邪やインフルエンザなどの感染リスクを減らせます。
例年9~10月には各医療機関で予約が開始されますので、積極的な予約がオススメです。
免疫力の向上
感染症に負けない免疫力を向上させるためには、バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠などが大切です。
中でも睡眠はとくに重要とされています。熱帯夜で寝苦しい日も多いかと思いますが、無理をせずエアコンなどで温度調節をして睡眠不足にならないよう気をつけましょう。
健康トラブルに気をつけながら、夏を満喫しましょう!
夏は楽しい季節ですが、健康面でのリスクも忘れずに考える必要があります。
予防策を知り、健康を守るための対策をしっかりと講じることで、夏を快適に楽しめるでしょう。
無理をせず、体調管理に気を配りながら、充実した夏を過ごしましょう。
監修者情報
株式会社メディカルコンチェルト
産業医と企業を結ぶマッチングサービスを事業として展開。従業員をサポートする「オンライン産業医面談」や経営者をサポートする「嘱託産業医」など、多方面から“企業全体の健康”に寄り添うサービスを提供。
公式サイト:https://medical-concerto.com/
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