メタボリックシンドロームとは?
内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、脂質異常のうちいずれか2つ以上をあわせもった状態を、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といいます。
内臓脂肪が過剰にたまっていると、糖尿病や高血圧症、高脂血症といった生活習慣病を併発しやすくなってしまいます。
生活習慣病はそのまま放置すると、脳卒中、心筋梗塞など重篤な病気になりかねません。
メタボリックシンドロームを防ぐ食生活
メタボリックシンドロームを予防するには、1日の食事のバランスを整えることが大切です。
「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」の5つの料理区分で食事を分け、それぞれをバランスよく摂取します。
1日に必要なエネルギー量
こんな人 | エネルギー (kcal) | 主食 | 副菜 | 主菜 | 牛乳 乳製品 | 果物 |
・6~9歳の子ども ・身体活動量の低い (高齢者を含む)女性 | 1600 ~ 2000 | 4~5つ | 5~6つ | 3~4つ | 2つ | 2つ |
・ほとんどの女性 ・身体活動量の低い (高齢者を含む)男性 | 2000 ~ 2400 | 5~7つ | 5~6つ | 3~5つ | 2つ | 2つ |
・12歳以上の ほとんどの男性 | 2400 ~ 2800 | 7~8つ | 6~7つ | 4~6つ | 2~3つ | 2~3つ |
※「身体活動量が低い」は、1日中座っている状態が多い人が該当します。