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リモートワーク(テレワーク)下での体調不良と対策をわかりやすく解説

リモートワーク(テレワーク)下での体調不良と対策をわかりやすく解説
今回はリモートワーク(テレワーク)中に注意すべき体調不良やフィジカル異常をご紹介していきます。急に【フィジカル異常】と言われても何のことやらという感じだと思います。フィジカルというとメンタルの反対で【身体】のことです。

体重増減や、筋肉の低下、心肺機能低下、病気、睡眠の質の低下、などなどいろいろとあります。リモートワーク下において注意すべきフィジカル面を見ていきましょう。


リモートワーク下での身体の変化

リモート環境が一般的になって数年が経とうとしています。

リモートワークが始まってから身体の変化があった方もいらっしゃるかと存じます。

なんと、リモートワークのアンケートによると30%以上の方が【体重が増えた】と回答しています。そして、リモートワークをしている方の不満や悩みのアンケートでは40%以上が【運動不足】と回答していて自覚しているようです。

やはり、通勤が無くなり家からでなくなったことから運動不足に拍車がかかったことが要因じゃないかと思います。まぁもともと運動習慣があった方に関しては関係ないことかなと思います。とにかく適度な運動が大切だということです。

運動不足による体重の変化は良くないこと尽くめです。

  • 肥満
  • 生活習慣病
  • うつ病などの精神疾患
  • 仕事の効率低下
さて、ここでリモート禍でもできる運動を紹介しましょう。

散歩をする(歩く)

人間の体は【歩くこと】に特化しています。【なるべく少ない消費カロリーで長時間歩く】これこそが人間の特徴です。

ですので、1日8000歩以上歩くことが推奨されていますがダラダラと歩くのは意味がありません。

【ゆっくり歩き】と【早歩き】を交互に行うことで運動量は倍になります。

走る(ランニングをする)

運動の王道であり王様【走る】

1時間のランニングで約700キロカロリーの消費が可能です。

ただし、運動不足がいきなりハードな運動をしてしまうとケガをする可能性がありますので始めは無理せず行ってください。ちなみに縄跳びはランニングと同じ消費カロリーがあるようです。

筋トレを行う(腕立て、腹筋、背筋)

これも家でもできる運動になります。初めに動けなくなるようなキツイ筋トレを行ってしまうと続かなくなってしまうので、無理なく続けていきましょう。

ジムに契約する【最終手段】

どうしても自分の力で運動できない方はもうこの手段しかありません。ジムに契約しましょう。

筋トレもできますし、お金を払えばパーソナルトレーニングでメニューも考えてくれます。

しかも、親切に食事まで管理していただける~ザップもありますし、運動が継続できない方は強制的に運動するのもいいかもしれません。

コロナの感染が心配な方がいらっしゃるかと思いますが、場所にもよりますがジムの感染症対策はかなり気を使って行っておられるそうです。定期的な換気や消毒、マスクの徹底などかなり気を使われております。しかも、運動不足の解消程度であれば長時間の滞在はあまり考えられないので大勢で会食をするよりも問題ないかと思います。

リモートワーク(テレワーク)の作業環境は正しい環境ですか?

リモートワーク(テレワーク)の作業環境は正しい環境ですか?
さて、皆さんはリモートワークで肩や腰の痛みが出てきているなんてことはありませんか?原因は運動不足だけではないかもしれません。実は家で作業するときの姿勢も非常に大切になってきます。

そもそも、リビングにある椅子なんかは長時間座って作業するために作られていません。

なので、長時間座っているとお尻が痛くなったり、腰に負担がかかったりと作業に対する弊害が出てきます。
なら、やわらかいソファーに座って作業すればいいと思ったあなた!

柔らかすぎる椅子も腰に負担が大きいのは知っていますか?そして、ソファーでゴロンと横にならない自信はありますか?中の人はありません。間違いなくダラダラと作業してしまいます。

自宅での作業環境を整えるのも仕事の一つと言えるでしょう。

会社によってはリモートワークの作業環境を整える名目で補助金を出すところもあるようです。

また、真逆で【営業職が自腹でスーツや革靴、ネクタイを揃えるのと同じで、在宅勤務に必要ならば自宅の作業環境(椅子、机、クッションなど)を自分で揃えるのはプロとして当然だ】とおっしゃられる社長もおられました。この言葉はとても腑に落ちたのを覚えています。

流石に専門職で使用するようなハイスペックPCを揃えるのは無理ですが、机や椅子であればスーツや革靴より安価で揃えられそうですからね。

それでも急には揃えられないよ!!そんな時はこの点を注意しましょう。

猫背に注意(椅子が高く、机が低い)

オフィスと自宅の机とテーブルの差は高さにあるという記事を見ました。

「一般にオフィス用デスクは72センチメートルであるのに対して、ダイニングテーブルの高さは65~70センチメートルだという。椅子の座面の高さはオフィス用が40~42センチメートルであるのに対して、ダイニング用は45センチメートル前後だ。

 つまり自宅のダイニングはオフィスと比べて「テーブルは低く、椅子は高い」という環境なのである。ダイニングの主な目的は食事だ。テーブルと椅子は食事をしやすい位置関係になっている。そんな環境ではオフィスと比べ、ノートパソコンのディスプレーとキーボードが低い位置になる。その結果、猫背になりやすく、長時間作業すると腰や肩への負担が大きくなる。カフェも店舗によっては同じようになっている。」

出典:テレワークで肩こり・腰痛に苦しむ人が続出、原因はズバリ「あれ」(日経クロステック)

とのことです。

簡単なのは高さのあった安いものをとりあえずネットで注文しましょう。

それができないなら、オフィスに行きましょう。もしくは図書館でもOK。

はい、解決。

ベッドやソファーでゴロゴロしながらPC作業

これは最悪ですね。一見楽な体制かと思いきや無理な体制になっています。

長時間この体制でいると肩こりや腰痛の悪化、集中力の低下を引き起こす可能性があります。

また、ON・OFFの切り替えがうまくできず結果としてダラダラ作業になり無駄に長時間

労働になってしまうケースも。。。

メリハリをつけて仕事しましょう。

ベッドから出て仕事しましょう。休憩中以外ソファーはなるべく避けましょう。

誘惑に勝ちましょう。それでもゴロゴロしてしまうようなら、オフィスで仕事しましょう。

はい、解決。

リモートワーク(テレワーク)でもやはりメリハリが大切です。

リモートワーク(テレワーク)でもやはりメリハリが大切です。
オフィス内での仕事でも、在宅ワークでもメリハリが大切です。

ずっと座りっぱなしは身体に悪いとされています。それどころか、1時間以上同じ姿勢で座っていると肥満になる可能性が3倍も上昇するらしいです。

ですので、1時間に一回は印刷物を取りに席を立ったり、トイレに行ったり、その場で屈伸や伸びをするなど同じ姿勢を取り続けないことが大切です。

また、人間の集中力には限界があります。15分に一回はPC画面から視線を外し小休止、1時間に一回は席を立って小休憩、お昼休憩の時間は作業スペースから完全に離れる

この3つを実践することで、作業効率は間違いなく改善されると言えるでしょう。

今回の参考資料サイト

監修者情報

株式会社メディカルコンチェルト
産業医と企業を結ぶマッチングサービスを事業として展開。従業員をサポートする「オンライン産業医面談」や経営者をサポートする「嘱託産業医」など、多方面から“企業全体の健康”に寄り添うサービスを提供。
公式サイト:https://medical-concerto.com/
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