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株式会社井田ライフ保険様|健康経営事例

健康経営事例 株式会社井田ライフ保険(群馬県)
健康経営は特別ではなく「当たり前にやること」だと思っています。

株式会社井田ライフ保険 
代表取締役 井田司 様

#群馬県高崎市
#保険業
#https://idalife.co.jp/
群馬県高崎市の株式会社井田ライフ保険様は、創業35年を迎えるアフラックの保険代理店です。地域に密着したサービスを大切にされており、これまでに約17,000件もの契約実績を重ねてこられました。
 
2023年から本格的に健康経営に取り組まれ、2年連続で「健康経営優良法人(中小規模法人部門)」を取得されています。
 
今回は、井田社長に取り組みのきっかけや実践のポイントに関して伺いました。

株式会社井田ライフ保険様 社屋

株式会社井田ライフ保険様 社屋

従業員の健康実現と採用活動の強化をきっかけに、健康経営優良法人認定を目指した

Q.貴社が健康経営優良法人認定を目指そうと思われたきっかけを教えてください。

まずは従業員の健康管理を大切にしていきたいと思ったことがきっかけです。
 
そのほかにも、企業イメージの向上も理由のひとつです。求人で健康経営を全面的にアピールすることによって、プラスにはたらくのではないかと思いました。

Q.認定数は年々増加しており、最新の健康経営優良法人2025では中小規模法人部門で約19,000法人が認定を受けています。周囲で健康経営優良法人認定を受けている企業はいらっしゃいますか?

健康経営優良法人2025(中小規模法人部門)認定証
はい、いますね。
健康経営優良法人の公式サイトにて公表されている認定法人一覧を見て、群馬県の認定法人はチェックしました。
 
正直「当たり前にやること」ではないかと思っていますが、会社によって状況はさまざまのようですね。

(インタビュアー)健康経営の根本は「当たり前のこと」とはまさにおっしゃるとおりですね。認定法人一覧のリストは、健康経営に取り組む方だとみなさん確認されるかと思います。
 
そうですね。「どういった企業が取得をしているのかな」と思い、群馬県はひととおり確認しました。
 

域貢献活動などのイベントを通じて、社員同士のコミュニケーションの活性化につなげた

Q.それでは具体的な取り組みについて伺います。従業員様のコミュニケーション向上のために工夫している点を教えてください。

まず1点目に、フリーアドレスを導入しています。
 
オフィスは常にきれいな状態を保って従業員に気持ちよく働いてもらいたいという想いがありますし、コミュニケーションをとるためにはフリーアドレスが最適だと思っています。
 
※フリーアドレスとは、従業員が固定席を持たず任意の席を自由に使用するワークスタイルのこと。
域貢献活動などのイベントを通じて、社員同士のコミュニケーションの活性化につなげた
域貢献活動などのイベントを通じて、社員同士のコミュニケーションの活性化につなげた

社会貢献活動などのイベントへの参加が、コミュニケーションの活性化にもつながった

 
2点目に、イベントの開催です。今までさまざまなイベントをおこなってきました。
 
今月は東京でのチャリティイベントに参加しました。小児がんを経験した方の応援や、がんを知ってもらうための活動のようなものです。
 
そういった社会貢献活動を経て、社員同士のコミュニケーションを大切にしています。
 
あとは特別なことではないですけど、「業務中は密にコミュニケーションをとること」は意識しています。
支店とは週に何回もオンラインミーティングを実施し、しっかり意思疎通を図っています。
 
そのほかには、勤務時間外ではありますが食事会もしょっちゅう開催していますね。
 

防災への備えが高い評価を受け、コクヨ株式会社様の「働き方改革2023優秀賞」を受賞

防災への備えが高い評価を受け、コクヨ株式会社様の「働き方改革2023優秀賞」を受賞

Q.貴社はコクヨ株式会社様の「働き方改革2023優秀賞」を受賞されています。よりよい職場環境の構築に向けて取り組んでいることを教えてください。

 
働きやすい環境にしていきたいというのはずっと思っています。
 
そのために、当社では災害に備えて防災備蓄をおこなっています。
オフィスや車に人数分のヘルメットや食糧、水などをすべて備蓄しています。
 
コクヨ株式会社様から働き方改革の賞をいただいたのは、こういった取り組みが評価されたのだと思います。
 
(インタビュアー)備蓄がされていると社員の方も安心ですね。はじめたきっかけはありますか?
 
勧められたことがきっかけです。
昨今災害が多くなってきていますし、備えあれば憂いなしですので社員のためにやろうと思いました。
やっぱり「社員に安心して働いてもらいたい」という想いが強いですね。
防災への備えが高い評価を受け、コクヨ株式会社様の「働き方改革2023優秀賞」を受賞
防災への備えが高い評価を受け、コクヨ株式会社様の「働き方改革2023優秀賞」を受賞
全員分の備蓄セットやヘルメットが準備されている

Q.有給休暇の取得率向上のために取り組んでいることがあれば教えてください。

 
総務から取得してくださいとアナウンスするぐらいで、特別なことはとくに行っていません。
自然と取得する習慣が身についているのだと思います。
 

「残業をしない」という社風が根底にあるからこそ、従業員にも習慣化した

Q.貴社の求人情報を拝見し、残業時間の少なさなど魅力的ポイントをしっかりアピールされている印象を受けました。求職者の方の反応はいかがですか?

 
そうですね、実際に入社した者から「残業が多いんじゃないか」という声があがったこともありませんし、その辺は求人の通りかなと思っています。
 
(インタビュアー)近年の求職者は就職先を選ぶ際、給料が高いことや会社の知名度より「従業員の健康や働き方を大切にしているか」を注視するといわれています。この点は井田様も実感することはありますか?
 
はい、とくに20代・30代の若い方はそういった思考があると思います。
残業に関していえば、「残業がないのは当たり前」や「残業は悪」といった考え方がありますね。
 
 
(インタビュアー)そのような若い方が多い中で、貴社では具体的に残業時間削減に向けて取り組んだことや、業務効率を図った取り組みなどはありますか?
 
基本的に「残業をすると評価が下がる」という評価体系にしています。
 
しかし普段残業する社員は比較的少ないです。

もちろん創業当時は残業時間を減らそうと工夫したのかもしれません。しかし今は社風がそういう流れなので習慣になっているのだと思います。

今後は従業員の食事の補助に取り組みたい

健康経営において今後チャレンジしたいことや、新しく導入したい福利厚生はありますか?

理想にはなりますが、食事補助を導入したいと思っています。日頃お弁当を持ってきている社員は多いですが、食事面も会社でサポートできたらいいですね。

あとは、健康補助食品を取り扱う自動販売機をよく見かけますが、ああいったものも余裕があればあったらいいなと思っています。

その他にも、社員みんなでスポーツイベントにもチャレンジしてみたいです。

インタビュー後記

「健康経営は当たり前にやること」というお言葉が印象的で、そういった井田社長の理念があるからこそ、少ない残業時間や有給休暇の取得が自然と浸透しているのだと感じました。

また、社風として定着している中でも形骸化することなく、常に新しい取り組みを模索されている点にも感銘を受けました。

井田ライフ保険様の取り組みは公式ホームページでも紹介されていますので、ぜひご覧ください。

参考ページ:
株式会社井田ライフ保険 公式サイト
参考ページ:健康経営の取り組み(株式会社井田ライフ保険 公式サイト)
株式会社井田ライフ保険
株式会社井田ライフ保険

所在地:
〒370-0069 群馬県高崎市飯塚町469-2

事業内容:アフラック専属募集代理店
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